料理は科学だ!
- 淡路
- 2018年6月28日
- 読了時間: 3分
料理に限らず、身近に起こっていることはすべて科学です。
まだ解明されていないことだらけですが、、、
料理しながら科学できる。科学しながら料理できる。どっちでもいいか、、、
小学生から科学に興味を持つと、これからの日本を背負える!
そんなわけで、まず手始めに小4の生徒さん本人が希望したチョコレートクッキーを作ってみました。
材料を計量する時、「大さじは小さじ3杯でもいいんだよね?」と、いきなりつぶやくので、よく知ってるね~!と驚いていると、「大さじ1杯の小麦粉は15g?」と質問が飛び出したので、水だったら15gなんだけど、その他はそれぞれ密度っていうものの違いで、いろいろなのよね。と、時間がないことのせいにして簡単に説明しながら、誰にでもわかるように専門用語や小難しい言葉を使わずにパッと説明できる人って、本当に頭がいいんだろうなーって思っていました。
彼には、別の機会に換算表を見せて、密度についてもう少し丁寧に説明したいと思います。
今回は初めて作る料理ということで、使う計量器具は大さじのみ。そして、できるだけ一人で作ってもらうことにしました。
大さじで計るのも、小さじの柄を使って、何度もすりきり直してきっちり計ってくれました。
夏も近づく蒸しムシする今日この頃、チョコを割っていると、溶けて手にいーっぱいチョコがつきます。
割り終わったところですかさず両手をなめまわし、「ちょっと苦いな」とつぶやく小4パティシエ。
このクッキーにはビターチョコが合うので、板チョコのブラックを用意したのです。
生地をひとまとめにするときも、丁寧に力を込めてまとめ、最後はボウルに残った材料を丸めた生地で上手にくっつけてすっかりひとつにまとめてくれました。
その塊から12個のチョコクッキーにするには、どんなふうに分ければいいかしばらく考えて、とりあえず2つに分けてみたものの、少しボロボロするので、少しオリーブオイルを足してこねなおし、とにかく丸めることにしました。
結果、最後は味見分として少し小さめの1個を作り、13個のチョコクッキーを成形し、トッピングにカシューナッツを乗せました。
あとはオーブンで焼くだけ!
だんだんおいしそうな香りが漂いだし、20分後には上手に焼きあがりました。
出来立てはとても熱いので早く食べてみたいのに、少し待たなければなりません。
味見をするのに夢中で出来上がり画像を撮るのを忘れてしまいましたので、よく似たクッキーの画像を掲載しますが、カシューナッツを1つずつ埋め込んだので、この画像よりおいしそうに出来上がりました。
ちょうど冷めたころ、お迎えのお母さんにも試食していただき、「おいしい!」とお墨付きをいただきました♪
科学的なことをひとつ
チョコレートが茶色いこと、クッキーを焼くと茶色くなること(チョコクッキーでは色が濃くてわかりにくいけど、、、)などは、メイラード反応といって、メラノイジンという褐色色素を生成したり、香気成分を生成しているんだそうです。
クッキーひとつとっても、いろいろな化学現象が起こっているようです。
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