クロマトグラフィー
- 淡路
- 2017年6月14日
- 読了時間: 2分
クロマトグラフィー (英: chromatography) は、ロシアの植物学者ミハイル・ツヴェットが発明した、物質を分離・精製する技法。物質の大きさ・吸着力・電荷・質量・疎水性などの違いを利用して、物質を成分ごとに分離する。 (Wikipediaから)
なんだか難しそうですが、簡単にできる実験があったので試してみました。

水性のサインペンでコーヒーフィルターに丸く色を付け、そこに霧吹きで水を吹きかけました。
インクの成分が流れ広がる時に、その構成成分の違いによって使われている色ごとに流れ着く場所が決まるので、1つの色と思っていたサインペンが実は何色かの色が混ざっていたことがわかりました。
画像では、茶色、黒がわかりやすいですが、青も周りにピンク色の輪ができていたり、緑も水色が出ていたりします。
元の色が濃い方が、構成されている色が分かりやすいということが分かりました。
別のやり方でもやってみました。

こちらもコーヒーフィルターを使ったのですが、細い短冊に切った下から1cmほどのところに水性サインペンで点を描き、水を吹きかけるのではなく、色の点をつけた位置より下の紙の先を30秒ほど水に浸けます。この時、色の点が水に浸からないようにします。
そうすると、フィルターの紙が水を吸い上げると同時にインクがその流れに乗って、それぞれの成分ごとに広がっていき落ち着きました。
サインペンで点をつけた色は向かって左から、黒・青・茶色・緑・黄色・赤です。
上の画像より色の構成がわかりやすくなりました。
黒や茶色はまさか!の構成でした。

Kommentare